バランス良い経済設計で、デザインも性能も上げる!
家のプランを考えるとき、間取りと外観から検討する。・・・いえ、それは間違いなのです。
家のプランを考えるとき、皆さんは間取りと外観を最初に考えるのではないでしょうか?住宅会社のモデルハウスを見に行かれた方には、すぐに営業マンが「間取り=平面図」と「外観=立面図」、それに既に準備済みの「標準仕様書」をもって訪問してきます。次の会社の営業マンもやはり同じです。
ですから「家づくり」とは、そういうことから入るんだ、と思ってしまい、疑いを持たなくなってしまいます。ほとんどの住宅会社が、このような進め方です。でも、それは違うのです。
まずは家を構成する要素を学ぶ
家づくりは、まず家を構成する要素を勉強することから始めます。
家は大きく分けると、次の4要素から成り立っています。
家づくりとは、これらの要素を「バランスよく組み立てる」ことなんです!
住宅会社のチラシを見ると、何かしらに偏っていませんか?例えば、「当社のユニットバスには、○○が付いています」「当社の住宅は天然素材でできた健康住宅です」「地震にびくともしない、高耐久性木造住宅」・・・。ほとんどが、自社の得意とするところや物を訴えていますね。でもそれでは、得意分野以外の何かが犠牲になっているかもしれません。
4つの要素を、『資金計画の範囲内でバランスよく組み立てる』、ことを考えましょう。
次は自分でつくりたい家のコンセプトをつくりあげていきしょう
また、主要4要素以外の、ご自分のコンセプトも取り入れなければなりません。
思いつくままに書き上げても、キリがないくらいたくさん、取り入れたいものがあるかもしれません。では、これらをどうすればよいのか?全部取り入れますか?予算がいくらあっても足りませんね。
その答えは、「時間をかけた勉強の中で、自分たち独自の家づくりコンセプトをまとめ上げること、すべてを取り入れるのはなかなかでしょう、優先順位をを決めできるだけ要望を取り入れた最大公約数のコンセプトにまとめ上げましょう」です。
たとえ面倒でも、時間がかかっても、そのコンセプトを作り上げないことには、ちぐはぐで、バランスの悪い家づくりになってしまいます。
「自分たちにはそこまではできないよ!」そういった声が聞こえてきそうですが、心配いりません。皆さん、必ずできます。必ず通らないといけない道です。そして、いよいよバランスに優れたプランの出来上がりです。それが、総合バランスのとれた、あなたの考えたものが最大公約数で入っている経済設計プランです。
プランの段階こそ、じっくり時間をかけてかけてください
プランの段階から、本設計に移るまでには、結構大変な過程を経なければなりません。「じゃあ、わかりました」といって、そう簡単にプランができるものではありませんし、平面図と立面図だけ見ても、なかなか理解しづらいものです。
CMシステム全国家づくりネットでは、一番大事なプラン作成段階では、リアルに表現できる3DのCAD画像で、家の内外を確認されることをおすすめしています。
下記は私たちの提案の一例です。
≫外観パース
≫インテリアパース
≫提案ボード
分からないまま、あまり理解できないまま本設計に入ることは、是非とも避けてください。あとで「ああではなかった・・こうではなかった・・」になってしまいます。
プラン作成の段階に、徹底して、気に入るまで、納得できるまで、検討に検討を重ねましょう。それを認めてくれる住宅会社なら、契約の候補に入れても良いと思います。