家作りの主人公「大工さん」
その4 いよいよ着工<基礎工事> |
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いよいよ家作りの主人公「大工さん」が入ってきます
次にサッシが搬入されてきます。
サッシは省エネ住宅にとって非常に重要ですので、ここで少し説明してみたいと思います。
断熱性の高い省エネ住宅をつくるとき、家の中で一番「熱損失」の大きい「サッシ」と「ガラス」をどうするかで、家の熱損失の値(Q値)が大きく変わってきます(ちなみに熱損失の2番目は「換気」です)。
日本では一般的にアルミサッシが使われますが、住宅先進国でアルミサッシを使っているところはありません。法的に「アルミサッシを使ってはいけない」国もあるほどです。それほど熱損失が大きいと言うことです。
では何を使うかと言うと、住宅先進国の標準である「樹脂サッシ」を使います。樹脂サッシの使用により、アルミサッシに比べ熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が1/1000に激減し、熱が伝わりにくくなります。
ガラスは、ペアガラス(2枚のガラス)なのは当然で、内部に断熱性能を高めるためにアルゴンガスを入れたもの+LOW-Eガラス(ガラス表面に加工を施し、熱を伝えにくくしたもの)を使います。
夏の日差しは入れたくないが、冬の日差しは入れたい!という矛盾した要求をガラスで補います。1か所1か所の窓ガラスを、取り付ける位置によって「遮熱」のLOW-Eガラスにするのか、「断熱」のLOW-Eガラスにするのか、しっかり考えて使わなければ本当の省エネ住宅にはなり得ません。
なお、サッシでは、「水密性能」「耐風圧性能」「気密性能」「遮音性能」等が「断熱性能・遮熱性能」とともに重要です。このあたりは、皆さん「勉強会」でしっかり学んでいただけます。
私どもCMシステム全国家づくりネットの「原価公開」ですと、樹脂サッシ+アルゴンガス入りLOW-Eガラスでも、普通のアルミサッシのペアガラスタイプと比べてもそんなに高くありませんが、性能はグーーンとアップします。
施主の野田さんの奥様の声にもありますように、驚きの高性能を発揮します。
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