メインイベント“上棟式”
さあ!家づくりのメインイベント“上棟式”です
上棟式のひとこまでした。この後は建物の中で宴会が開かれました。
「上棟式」ってどんな準備をするの?どんな式なの?って思う方はたくさんいらっしゃるでしょう。そこで鹿児島県での平均的な「上棟式について」をまとめてみました。
詳しくはこちら「上棟式ってどんな式?」
大工さんによる下地工事がすすんでいきます
上棟祝いが終わると、大工さんは家の内部の天井や壁の下地工事に入っていきます。 地味な仕事の始まりです。でもこの下地工事の時の打合せ不足は、出来上がったときの「あれ~っ、こんなつもりじゃなかったのに?」につながりますので、大工さんとは、この時点での打合せが一番大事でしょう。
電気工事や給排水の配管工事が入ってきます
大工さんが下地の工事をしているときに、同時に電気の配線工事や計画換気の配管工事、給排水工事(ヘッダー配管工事)などが進められていきます。
計画換気は家の熱損失原因のNo.2です。つまり「窓のサッシ、ガラス」についで熱損失の大きいところです。省エネ住宅やソーラーハウスを考える方には、熱損失係数「Q値」の勉強は絶対に欠かせません。
計画換気も「ピンからキリまで」。価格にしても原価で、6万円~50万円位(家1棟分)までです。何でもいいというものではありません。ここを良く勉強して、熱損失を少なくしましょう。
外装工事も内部下地工事と並行して進んでいきます
内部下地工事が終わると断熱材が入れられていきます
断熱材は種類によって、性能などが違ってきます。これは勉強が必要な項目ですが、また別途詳しく説明したいと思います。私たちのソーラーハウスでは、割と簡単に施工ができ、外断熱のように価格もそれほど上がらず、そして性能的にもグレードの高い「高性能グラスウール」を使います。
施工的には屋根の通気層(この建物の場合、下屋から上の壁部分にも)を確保し、屋根下地工事が1回で済む様な工法を導入しています。
屋根通気によって、屋根材の輻射熱が住宅内に侵入しない、つまり、小屋裏温度の上昇の無い工法です。
結露防止(壁体内)と気密性能を大幅にアップさせる為、全面気密シート貼りを行います。
グラスウールは、
- 健康への心配が無い
- 劣化しない
- 火に強い
- 防音性抜群
- シロアリに強い
- 環境に優しい
・・・などの特徴を持ったエコ建材です。
えーっ!こんな工事も?
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浴室は暖かくして省エネでなければなりません。基礎パッキンは外の空気を入れない断熱除湿パッキンを使い、壁も天井も12.5mmの耐水石膏ボードですっぽりと包み込み、当然四方の壁と天井にも断熱材を入れます。「あったかーいお風呂で快適に・・」 |
1Fの天井に断熱材?普通は見ないですよね。断熱材は外壁に入れるものですから。これは実は、2F床からの音の吸音材なんです。ちょっとしたこだわりなんですが、こんな一つ一つの積み重ねが住宅を高性能!にします。 |
これは何?壁の中に遮音シートです。2Fの床には必ず遮音シートを敷くのですが、必要があれば壁、天井にも施工できますよ!この部屋は野田さんの「隠れ部屋」夜中にギターを「ボロロン・・」ってな具合です。 |
内装の下地や仕上げ前の工事が着々と進行!
階段が取り付けられたり、R壁の下地が付けられたり、枠材とドアの取りつけ、シューズボックスの中の棚が取り付けられたり、工事は順調に進んでいきます。
内装下地完成、いよいよクロス貼り工事へ
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大工さんの最後の仕事、石膏ボードもきれいに張り終えました。 |
あとはクロス工事屋さんのパテ処理を待って、クロスが貼られます。 |
クロス貼り工事で一番大事な下地処理工事。ボードを止めてあるビスなどが出ていないかなど、チェックしながらパテ工事が進んでいきます。 |