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メインイベント“上棟式”

その5
家作りの主人公「大工さん」
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ついに完成!

さあ!家づくりのメインイベント“上棟式”です

いよいよ構造体が組みあがりました。ここで上棟式です。大工の棟梁が破魔矢を棟にあげます。昔、上棟式はまだ家が骨組みの状態で、棟を上げたときに行ったのですが、今は屋根下地や外壁下地の防水紙を張ってから行うようにしています。これは、万一の雨への対策です。 上棟式とは建物の新築の際に行われる神道の祭祀です。工事の安全祈願、竣工後も建物が無事であるように願って行われるものです。 屋根の上からは宮之城町街並みがきれいに見えます。「るねちゃんととき君」の行く学校も写真の左側に写っています。「これだと歩いてすぐだね!」「お父さんお母さんありがとう」。
さあ、いよいよ上棟式の準備!これから人がいっぱい来るから大変だぞ!嵐の前の静けさ。家族で準備をします。 もうすぐ、もち投げ!「拾うぞ!大きな袋をもっとかないと!」やる気まんまんの るねちゃん。 「さあ、ボクだって1個か2個くらいは拾うぞ!大好きなアメもあるみたいだし。お父さんボクの前に投げてよ!」と、とき君はお父さんにお願い。
「よーし、“とき”投げるからいっぱい拾うんだぞ!」とお父さん。いよいよ、もちや、あめや、お金をまき始めます。 「わーっ!」という声と共に拾いだす、近所の人や身内の人。このときは大人も子どもを押しのけてまで拾うすさまじさ!「・・写真に撮られてますよ!」 しめくくりの最後の1投。「はーい!もう終わりですよ!」時間にすると10分くらいですが、上棟祝いでのメインイベントの一つが完了。
   
「えー!?もう終わりなの?」「ボクのところに投げるって、お父さんは言ったのに・・・ボク泣くよ!何もないんだもん!」

 

 

上棟式のひとこまでした。この後は建物の中で宴会が開かれました。

「上棟式」ってどんな準備をするの?どんな式なの?って思う方はたくさんいらっしゃるでしょう。そこで鹿児島県での平均的な「上棟式について」をまとめてみました。

詳しくはこちら上棟式ってどんな式?

大工さんによる下地工事がすすんでいきます

上棟祝いが終わると、大工さんは家の内部の天井や壁の下地工事に入っていきます。 地味な仕事の始まりです。でもこの下地工事の時の打合せ不足は、出来上がったときの「あれ~っ、こんなつもりじゃなかったのに?」につながりますので、大工さんとは、この時点での打合せが一番大事でしょう。

電気工事や給排水の配管工事が入ってきます

   

大工さんが下地の工事をしているときに、同時に電気の配線工事や計画換気の配管工事、給排水工事(ヘッダー配管工事)などが進められていきます。

計画換気は家の熱損失原因のNo.2です。つまり「窓のサッシ、ガラス」についで熱損失の大きいところです。省エネ住宅やソーラーハウスを考える方には、熱損失係数「Q値」の勉強は絶対に欠かせません。

計画換気も「ピンからキリまで」。価格にしても原価で、6万円~50万円位(家1棟分)までです。何でもいいというものではありません。ここを良く勉強して、熱損失を少なくしましょう。

外装工事も内部下地工事と並行して進んでいきます

外壁の通気工法の下地には「エアーシート」が張られていきます。これは「壁体内の湿気は通過させ、外部からの水の浸入は阻止する」為のものです。 外壁の通気工法の下地の「エアーシート」 通気用の胴ブチの施工が始まります。これは外壁であるサイディングボードの下地金具を取り付けつると共に、断熱材の外側へのふくらみを防止し、通気層を確実に確保し、効率的な排湿を可能にするものです。なお、サイディングを横に張るときは現在は金具を用いて行っています。
通気胴ブチが施工されると、外観デザインを左右するサイディングボード(赤色の部分は金属サイディングガルバリウム)が張られていきます。 外観デザインを左右するサイディングボード 外壁の最後の頃には軒裏防火板(12mm~14mm)と全周換気として耐火45分認定の換気口を取り付けます。火災保険の安くなる準耐火ならではの性能です。
この頃、ベランダの手すりなども取り付けられます。 ベランダの防水工事(FRP防水工法)です。軽量ですので躯体構造に負担がかかりません。他の防水材と比べ、数倍の強度と表面の硬さをもつ防水塗膜をつくります。 200%の伸び率を有するリマスターDが下地の動きやクラックを吸収し、FRP防水層に影響を与えません。

「第3者保証機関による「防水検査」」詳細はこちら(PDF1MB)

内部下地工事が終わると断熱材が入れられていきます

断熱材は種類によって、性能などが違ってきます。これは勉強が必要な項目ですが、また別途詳しく説明したいと思います。私たちのソーラーハウスでは、割と簡単に施工ができ、外断熱のように価格もそれほど上がらず、そして性能的にもグレードの高い「高性能グラスウール」を使います。

施工的には屋根の通気層(この建物の場合、下屋から上の壁部分にも)を確保し、屋根下地工事が1回で済む様な工法を導入しています。

屋根通気によって、屋根材の輻射熱が住宅内に侵入しない、つまり、小屋裏温度の上昇の無い工法です。

結露防止(壁体内)と気密性能を大幅にアップさせる為、全面気密シート貼りを行います。

グラスウールは、

  • 健康への心配が無い
  • 劣化しない
  • 火に強い
  • 防音性抜群
  • シロアリに強い
  • 環境に優しい

・・・などの特徴を持ったエコ建材です。

えーっ!こんな工事も?

浴室は暖かくして省エネでなければなりません。基礎パッキンは外の空気を入れない断熱除湿パッキンを使い、壁も天井も12.5mmの耐水石膏ボードですっぽりと包み込み、当然四方の壁と天井にも断熱材を入れます。「あったかーいお風呂で快適に・・」 1Fの天井に断熱材?普通は見ないですよね。断熱材は外壁に入れるものですから。これは実は、2F床からの音の吸音材なんです。ちょっとしたこだわりなんですが、こんな一つ一つの積み重ねが住宅を高性能!にします。 これは何?壁の中に遮音シートです。2Fの床には必ず遮音シートを敷くのですが、必要があれば壁、天井にも施工できますよ!この部屋は野田さんの「隠れ部屋」夜中にギターを「ボロロン・・」ってな具合です。

内装の下地や仕上げ前の工事が着々と進行!

階段が取り付けられたり、R壁の下地が付けられたり、枠材とドアの取りつけ、シューズボックスの中の棚が取り付けられたり、工事は順調に進んでいきます。

内装下地完成、いよいよクロス貼り工事へ

大工さんの最後の仕事、石膏ボードもきれいに張り終えました。 あとはクロス工事屋さんのパテ処理を待って、クロスが貼られます。 クロス貼り工事で一番大事な下地処理工事。ボードを止めてあるビスなどが出ていないかなど、チェックしながらパテ工事が進んでいきます。
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