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野田様の奥様からのお手紙をご紹介します。

野田さん方との出会いは確か、2006年だったように思います。もう2年くらい経ったのでしょうか。

まず勉強会に来られたわけですが、「若いのに感心だなー、素直に勉強したことを受け入れていく人だなー」というのが最初の印象でした。家のできた今、振り返って考えるとき、勉強の結果が生かされて、野田さん方が望んでいた”最大公約数の家づくり”ができたと思います。

野田さんは、まだ若いのによく「上野さんのおかげで・・・」と言って頂ける謙虚な気持ちの持ち主であると同時に、少年を今も続けている、いい感じの好青年ですし、奥様は本当にじっくりと判断して結論を出していく、しっかりとした方でした。子ども達も、今思うと「とき君」はまだ歩けないときから、「るねちゃん」はいつもリッｭクサックに自分のお菓子や飲み物を入れてもらって、遠いところを何回も何回も、私たちのところまで通ってきました。私たちのところに行くのが、さも幼稚園にでも行くようで、面白かったことを覚えています。

野田さんは、建築中の出来事をブログとして立ち上げられましたが、これから建築を考えている人にも好評で、非常に「おもしろい、よかった」という感想を何人からも聞いています。更新の間隔が空くと私に、「最近、更新が無いんですよ？」と聞いてくる人がいるくらいでした。

家づくりは「山あり、谷あり、笑いあり、涙あり」、人生の縮図のようなものです。

私の目指している家づくりは「完全施主参加型」｢メーカー、業者、職人参加型」で、大変に思うところもあるのですが、野田さん方はそれを本当によく理解して、ご自分でもよく動いて、目的を達成されたと思います。

勉強会のときは、私は先生ですが、今後は良き友として末永くお付き合いさせていただきたいと思っています。

また、野田さんのやさしいお母様とお姉様、奥様の何も飾らない気さくなご両親様、今後もよろしくお願い致します。

 

～野田さんの奥様へ！～

 

忙しい中、「家づくりの後のお言葉」をありがとうございました。

いつもこんな言葉を最後にいただけることが私にとって何よりの「勲章」です。

「快適で住みやすい」・・・最高の「言葉」です！皆さん家を造る目的は「安心して家族が快適で健康的な生活を続けていく場を造ることですよね」　今のご時世では、これを忘れた家づくりが多いように思います。

売らんがための家づくり？　家は買うものではないですよね、一緒にコツコツと造り上げていくものです。

それを実現するためには「家を造る人＝施主」が積極的に家づくりに参加していくことだと思いますし、それしかないのではないでしょうか？

野田さんファミリーは本当にご主人も、奥様も、るねちゃんも、ときくんも、皆一緒になって参加して家づくりを実践した「模範的な家づくりファミリー」でした。私の望む家づくり方法を本当に理解していただいたご家族だと思ってます。

私の勉強会で勉強された窓の性能（断熱と遮熱のＬＯＷ－Ｅガラスでアルゴンガス入りの樹脂サッシ）を実感されて、快適な住宅になっていくのが分かっていただけてよかったです。それだけではなく、いまからずっと住み続けられていくと、ソーラーハウスの家づくりの良さをもっともっと実感されることと思います。家の中の空気の動きなどを考えた家です、うまく使いこなしてもっともっと、快適で健康な家を楽しんでください。

今後はちょっとした親戚みたいなものです、何でもどんな小さなことでもご相談ください。

CMシステム全国家づくりネット 上野　勝