鹿児島県 伊作様へのインタビュー
CMシステム全国家づくりネットで家づくりをされた伊作様ご夫妻にインタビューをさせていただきました。
伊作様邸は志布志湾を見下ろす高台にあって、2階からはもちろん庭先からも 絶景が楽しめる羨ましいお宅です。伊作様とは第1回目の勉強会の際にお会いしていましたので、今回新居でどのようなお話が聞けるのか、お伺いする前から楽しみでした。
では、どうぞ絶景写真も併せてご覧ください。
家づくりはスムーズにいきましたか?
土地が見つかるまで長かったので、最初の勉強会から随分時間がかかりましたね。以前から住宅会社のモデルハウス等には行ってましたね。でもモデルハウスに行っても良いところしか教えてくれませんから・・・。私の周りでもこの数年で家づくりをされた方が多いんですけど、いい話ばかりではなかったんでこんなものかと、モチベーションが下がった時期もありました。
勉強会へ何回くらい行かれました?
丘の下から見上げると・・
勉強会は5回くらい行きましたかね?
片道2時間弱ですけど、徐々に面白くなってきてしんどくはなかったですよ。
住み心地はいかがですか?
換気窓ですか・・・あれが活きてますね。風通りが良くて夏でも快適です。
実はこの夏、エアコンもあまり入れずに済みました。平面図だけではわかりにくい部分ですけど、立体的に風の流れなんかもよく考えられてますね。
節電効果抜群ですね!
照明も日中は殆どつけません。窓が多くて明るい家ですから・・
通常窓が多いと「熱損失対策」が必要ですよね
はい、勉強会で教えてもらったように、「遮熱ガラスを適材適所で」ですね。基本に忠実ですよー。
その他はいかがですか?
床暖房をいれました。3月末入居だったんですが、しばらくは朝夕冷え込んだんですけどずっと半そでで過ごしてました。空気が汚れないのも気持ちいいですね。
それからウッドファイバー(木質繊維断熱材)を使ったんですけど、大工さんが「この家は絶対、暖かいよー」って現場でも言ってました。
ご入居されてから、生活に変化がありましたか?
2階ベランダから臨む志布志湾
休みにわざわざ出かけようと思わなくなりましたよ。家で存分にくつろげますからね。
(聞き手)この絶景を眺めながら庭先でビール、なんて美味いでしょうね。来年は花火大会の日にお伺いしたいですね(笑)
最後に何かありましたら・・
「工事中は現場に沢山来てくださいね」って言っていただいたんで、遠慮なく行かせてもらいました。やっぱり嬉しかったですね。
よそでは嫌われる行動かもしれませんけど、現場の職人さんがウエルカム状態でしたから。変更も出来る範囲で対応してもらえました。
~インタビューをさせていただいて~
「自由に自宅現場に出入りできる」・・・本来、当たり前の姿ですよね。それが自由にできないなんて、日本の住宅建築はおかしな仕組みになってしまいました。
CMシステムでは、お施主が現場に来て、積極的に家づくりに参加いただくことが、よい家づくりには欠かせないと考えています。そのため着工前に、関係者が一同に集まる「着工式」を行い、お施主と職人さんが互いに顔馴染みになれるようにもしています。(過去の「着工式レポート」はこちら)
今回、伊作様から「自宅現場に出入りできてうれしかった」というお言葉をいただき、私たちの考え方が間違っていないことを、改めて確認できました。
世界の住宅事情と比較すると、日本の家づくりには、独特の不思議な仕組みが存在します。私達は勉強会を通じ「不都合な事実」をお伝えするとともに、建主さんにとってメリットの多いCMシステムで、一人でも多くの方に「良い家づくり」をしていただきたいと考えています。