【芝元様邸のご紹介】
100歳までも長生きできる 家族に優しい家
鹿児島市星ヶ峯でもともと一軒家に、ご主人と息子さんと暮らしていた芝元さん。その後、90歳と94歳の2人のおば様も一緒に暮らすことになり、家を介護しやすく、お年寄りも暮らしやすくするために建て替えることに。リフォームすることも考えたそうですが、一から住みやすい家をつくることを決め、CMシステム全国家づくりネットで建てられました。芝元さんが決められた「スッキリ、シンプル」というコンセプト通り、外観も家の中も非常にまとまっており清潔感あふれたお宅です。またバリアフリーについてもよく考えられており、介護する人にとっても使いやすく、介護される人にとっても暮らしやすい、100歳までも長生きできる優しい家です。
CMシステム鹿児島で家を建てようと思ったのはどうして?
家を建てようと思って、図書館で建築の本などいろんな本を読んだんです。
その時、読んだ本の中に原価公開のCMシステムについて書いてあって、鹿児島にもあったらなって思っていたら、あったんです。
他の住宅会社で建てることも検討したんですか?
CMシステムの他に、国分にある住宅会社も見に行きました。でも、うちは90歳以上のお年寄りが2人もいる家で特殊なので、それをお願いしても無理なんじゃないかなと思って。
無理といいますと?
あんまり設計に力を入れてないというか、造る技術はしっかりしてるとは思うんですけど、うちは介護しやすい家というか家づくりに条件があるのでそれに応えられないような気がして。
その反面、CMシステムの上野さんの話を聞いて、うちの特殊な家づくりはここ(CMシステム)でしかできないと思いました。
CMシステムでしかできないと思ったのはなぜですか?
介護がしやすい家にしたかったので、普通の家づくりにはないような、手すりを動線に合わせてつけたりとか、注文がたくさんあったんですけど、ここならやってくれると思ったんです。
注文が多かったのでめんどくさいお客だと思われたかもしれませんけど(笑)
以前暮らしていた家とは違いますか?
以前の家は、建売だったんですけどやっぱり全然違いますね。
上野さんに間取りを自分で考えると愛着が湧くと言われて、やっぱり素人だからなかなか書けないんですけど、書いてみたんです。自分が使いやすい間取りを考えながら。
そしたら大体それ通りになって。もちろん設計上おかしな部分は手直ししてもらいながら。書きながら寸法が合わなくなったり「外観はスッキリ、四角」と決めていたのでその中に収めるのが大変でしたけど。
完成したら、やっぱり暮らしやすいし、愛着が湧きます。
リフォームは考えなかったんですか?
お年寄りが2人いると1階が広いほうがよくてリフォームするよりも全く違う感じに建て直そうって思ったんです。お年寄りの部屋はいろいろ条件があるんですよ。トイレに近く、すぐ目に届く場所とか。
おばぁちゃんたちは家についてはなんておっしゃてるんですか?
住みやすいって言ってますよ。
家の中でこだわった場所は?
ダイニングテーブルの周りなどが雑然としないように収納棚を作ってもらって。とにかくスッキリさせたくて、他にも収納棚はすべて作ってもらいました。
あと、リビングの横に広めのウォークインクローゼットを作ってもらって。これはすごく重宝しています。ここに主人と私の服やバッグなどすべてを収納しています。
2階に主人の部屋はあるんですけど、朝起きてごはんを食べて、2階の部屋に戻ることなく着替えて出かけられるし便利です。これから家づくりを考えてる人にはぜひマネしてもらいたいですね。
テレビ周りの収納棚も木を使って見た目もスッキリして素敵ですよね。
私の部屋はないので、実はテレビの横のここがわたしの唯一のコーナーなんです。ミシンが趣味で、どうしてもミシンで作業する場所が欲しくてテレビの横に作ってもらったんです。職人さんと話し合いながら、普段はミシンを収納していて使うときだけテーブルになるようにしてもらいました。重いミシンにも耐えられるように頑丈にしてもらって。
これから家づくりをする人へのアドバイスは何かありますか?
なるべく早く棚の位置とか、家具の配置とか考えていた方がいいと思います。家具一つですごく変わるから。
あとは、電気の配置も大事。でも一番大切なのは、良い住宅会社に出会うこと。CMシステム鹿児島の良いところは、疑問に思ったことを質問したらすべて真摯に受け止めてくれて、解決してくれるところです。その場で対策を考えてくれて、適切な対応をしてくれます。
職人さんともきちんと話し合いの出来る会社。この会社に出会えてほんとうによかったと思います。
主婦ライターkaoriのつぶやき
【今回の格言】
自ら間取りを考え
暮らしやすい
オリジナルの家づくり
100歳までも長生きできる家。介護しやすい家づくりにこだわった芝元さんのお宅は使えるアイデアが満載でした。介護される側の立場を考え、玄関には腰かけられるスペースを。手すりは動線を考え無駄なく取り付けられています。
リビングの横のウォークインクローゼットも実際見てこれはいい!と納得しました。棚はすべて作りつけで全体的に統一感がありスッキリ。
その棚の中を見てまたびっくり…今回ぜひ、みなさんにマネしてほしい主婦の知恵を発見!ご主人作の耐震対策です。棚の縁の部分に3ミリほどの薄く細い板を張りつけます。ただこれだけ!なんですが、この手間一つで、中にしまっている収納ボックスなどがずれ落ちることがない!「確かに!」これは、簡単で誰にでもすぐ試せるなと感心してしまいました。さっそく我が家も少しずつ耐震対策取り入れたいと思います。