【真方様邸の紹介】
仕切りのないワンフロアのロフトを子供部屋に
リビングに階段がある家
中学生・小学生のお子様3人とご夫婦の5人家族の真方さん。平屋に住みたいと考えていた真方さんの希望と、子供部屋もちゃんと作ってあげたいという思いを両方叶えた家になっています。平屋の様に1階に夫婦と子供の生活スペースをおき、広々と暮らしやすい空間に。そして、子供部屋として仕切りのないオープンなロフトを。ロフトはすべて子供たちのもの。自由に遊んだり勉強したりできる空間が広がっています。リビングにある階段も構造材と同じ木を使っているのですが部屋の雰囲気に合っていて、台所とリビングの間仕切りとしても役に立っています。
完成したのはいつですか?
ちょうど2年ぐらい前(2012年ごろ)ですね。ちょうど花見の時期に棟上げしました。みんな花見のあと、うちに来たんですよ。
なぜ、CMシステム鹿児島を知ったんですか?
確か最初は家づくりの雑誌。雑誌を見てインターネットで詳しく調べました。
他の住宅会社にも足を運んだんですか?
はい、数社行きました。見積もりをお願いしたところもあります。
他の住宅会社ではなくCMシステム鹿児島で家を建てようと思ったのはなぜ?
基本的には、家の性能とその性能に応じた予算、コストをいかに抑えられるかを重視しました。
家の性能にこだわったんですね。
以前は、団地に暮らしていたんですが、湿気がすごくて、夏は暑いし冬は寒いし、そういった経験をしているから余計に性能にはこだわったのかも。
やみくもに家を建てたいという感じではなかった。
しっかりしたものを造りたいと思いました。
勉強会にももちろん参加されたんですよね?
夫婦で参加しました。他の会社にはこういった勉強会はないですよね。お金や家づくりの仕組みなど学びました。
勉強していくうちに考え方は変わってきましたか?
家づくりに対する見る目が変わってきました。勉強会を受けて、他の会社の展示会に行ってたりもしたんですが、見方は全然変わっていって、家の性能もそうだし、別の会社で見積もりをとったとしても細かいところがどうだとか見えてくるんです。
勉強会をしながらも他の住宅会社も検討していたんですか?
そうですね。他の住宅会社と最後まで悩みました。
最終的にCMシステム鹿児島にした決め手は?
家の換気のことです。団地に住んでいたときの湿気が気になっていたので換気のことは譲れませんでした。
最終的には夫婦お互い話して、ここ(CMシステム鹿児島)で作ろうって決めました。
2人とも意見は一致していましたね。
着工まではどれくらい時間がかかりましたか?
うちは着工までたくさん時間かけました。1年半ぐらいですかね。勉強会を始めてから、土地決めして、家のプランを納得いくまで何度も変更しました。何度変えたかな。
基本、平屋が良いって話をしていて、でも、駐車場、子供部屋などを考慮したりした結果、僕自身も意見を出しながら、少し狭くして駐車場を確保して、階段をリビングにもってきて、仕切りのないワンフロアの広々としたロフトを作ってロフトを子供部屋にするっていう、現在の造りに落ち着きました。
リビングにある階段が存在感ありますが、使い勝手はいかがですか?
初めは、使い勝手が悪いんじゃないかなって危惧したんですけで、住んでみれば何の支障もないですし、結果的に、キッチンとの間仕切りにもなってます。
そして、子供たちが必ずリビングを通って、自分たちの部屋に行くので、子供の顔も見られるしいいですよ。
でも見せる階段って高いんですよ。
いろんなカタログを見て悩んだ結果、予算もなかったので最終的には大工さんにお願いして作ってもらいました。
家づくりの構造材に使う木材なのでコストも抑えられました。
なぜ、平屋にしたかったんですか?
最終的には、僕ら夫婦が長く住むじゃないですか。
子供たちは成人し家を出ていくので、自分たちが年をとって二階に上がるかと言われたら上がらないと思うので、寝るスペース、くつろぐスペースをもてればっていうのが第一。
ただ、どうしても今、子供たちの部屋は確保したいっていう気持ちがあったので、生まれたのがロフトっていう発想。
子供たちが使わなくなっても、仕切りのない空間なので何にでも使えるかなと思って。
吹き抜けで、仕切りもないので開放的ですよね。
そうですね。建ててみて初めて分かりますね。広かった!!って(笑)
実際、最初は部屋の真ん中に大きな階段を持ってきて大丈夫かなって思っていましたし。なかなか図面上では分からないものですよね。
廊下に手洗い場があるのが気になっていたんですが。
外から帰ってきてすぐに手を洗ったりできるように作りました。
子供たちがスポーツをしているから汚れて帰ってくることも多いので、玄関の近くにあればいいかなと。
床もシックな色で素敵ですね。
実はコスト削減のために自分たちで塗ったんです。ムラもあるんですけど、家づくりに携われたことが本当に良かったと思います。
家を建てるとき、こんな風に家づくりに参加すると思っていましたか?
ここまで参加できるとは思っていませんでした。まさか床を塗装するとは(笑)
結局、見積もりがすべてオープンになっているので、ここはコストを削減できないかとか、自分たちでできないかとか相談できるのでほんとうに良かったと思います。
2年間住まれて住み心地はいかがですか?
湿気を感じることもなく、それは住みやすいですよ。
家の中で一番こだわったところはどこですか?
子供たちが親の前を通らないと自分の部屋にいけないとか、人の流れ(動線)を活かした家づくりにはこだわりました。
リビングと和室が隣接してるんですが、リビングを通らなくても玄関から直接お客様を通せるようにドアを2か所つけたり。
お風呂の脱衣所に勝手口を作って、洗濯して外にすぐ干せるように、そして子供たちが汚れて帰ってきたときは、そこから入ってすぐにお風呂に入れるようにとか、動線は意識しました。
もっとこうしたかったとかいう部分はありますか?
もうちょっと狭くても良かったなってくらいかな(笑)
湧水町は特に冬は寒いですけど、冬場はいかがですか?
この広い空間をエアコン1台で乗り切っています。でもやっぱりどうしても暖かい空気は下に流れてこないので、空間が広い分、今後、シーリングファンを入れて空気の流れを作ってあげたらもっと良くなるのかなと考えています。
これから家づくりをする人へのアドバイスをお願いします。
自分の思ったことを相談すること!それに対応してくれる住宅会社なのかどうなのかっていうのがまずは大事。ある程度自分でこうしたいってことをぶつけてみる、それによってまた違う意見や考え方も聞けるし。
プランを見せてもらって、「分かりました。じゃお願いします」じゃ、きっとこうすれば良かったとか後悔が出てくると思います。
勉強会を受けて、何度もプランを練り直して、着工まではすごく時間がかったんだけど、それはそれでよかったと思います。勉強会のような知識を付けることや、実際展示場を見に行ったり、友人の家を見せてもらったり、話を聞いたり、いろんなことを勉強して、時間をかけただけ知識も増えるし、増えたことで、意見も言えるようになったのかなと思います。大変だけど自分のこだわりを大事にしてほしいと思います。
主婦ライターkaoriのつぶやき
【今回の格言】
こだわりを持った家づくりをー
いくら時間がかかっても納得できるまでとことん話し合うべし
ワンフロアのロフトがすべて子供部屋という真方さんのお宅。リビングも吹き抜けでほとんど壁はなく、仕切りがないので全体的に開放感があります。リビングにいてもロフトにいる子供たちの様子が分かるし声もかけられる、コミュニケーションのとれる家です。取材中ちょうど学校から帰ってきてロフトにいた長男くんに突撃インタビューしてみました。
私「子供部屋がロフトってどう??」
長男くん「なんか秘密基地みたいで楽しいです」
確かに!!小さい頃に憧れました。秘密基地みたいなロフト。私も童心にかえってロフトをウロウロ。吹き抜けなのでリビングも台所も見下ろせて「お~い」って手を振ってみたくなる、なんとも子供心をくすぐるなんともワクワクする家でした。