【鹿児島出水市 河南様邸の紹介】
生活動線にこだわった ストレスフリーな家
今回は、出水市に建てられた河南様のお宅を紹介します。平屋建てで、キッチンとリビングを家の中心におき、リビングを挟む形で、子供たちの部屋と和室があります。子供たちは3人姉妹なので、それぞれがキッチンに立つことが多い河南家。キッチンには出来るだけ仕切りを無くし、どの部屋からも動線を邪魔することなくスムーズにいけるように工夫されています。「快適な暮らしをしたい」という思いが込められた家とはー
いつ完成したんです?
2015年の12月ですね。暮らし初めてまだ2か月なのでまだ庭とか手入れができていませんが…
家に暮らしているのは?
娘3人と私たち夫婦の5人家族です。子供たちは中3、中1、小5ですね。
家を建てる前はどちらにお住まいだったんですか?
近くに市営住宅がありまして、そこに住んでいました。今の家からすごく近いので引っ越しも楽でした。市営住宅に10年ぐらい住んでいて、そこが4階だったんですが、エレベーターはなく階段だったので、子供が小さいときとか、両手に荷物を抱えて荷物を運んだりして嫁は大変だったと思います。今は子供に手がかからなくなったのもあるんですけど、平屋ですし、荷物を運ぶのもすごく楽になりました。
市営住宅に住んでいるときからいずれは一軒家をと思っていたんですか?
そうですね。隣町に実家があるんですけど、そこに住もうかと考えたたり、出水に長く住んでいて生活環境はいいなと思っていたのでどうしようかなと思いながら踏ん切りがなかなかつかなかったんですけど。
「よし、建てよう」と決意させたきかっけとかあったんですか?
長女が中学校3年生で、子供も自立していきますので一緒に生活できるのも、高校生までかな、あと3年くらいかなと思って、残りの生活を自分たちの家で一緒に暮らしたいと考え始めました。実際、前の家も子供が大きくなるにつれて狭くなってきて、子供たちは子供たちで自分の部屋、空間を欲しがるようになってきていますし、今かなと。
家を建てようと動き出したのはいつぐらいからだったんですか?
おととしですね。そろそろ建てようかとなったときに、まず土地から探し始めまして、半年ぐらいしたときに私は、会社で島根に1年間いくことになりまして、土地は買ったが、家の方は進まず…それから土地だけの状態が続いて、去年の4月くらいから家について考え始めました。
家づくりのスタートはまず何からでしたか?
何も分からない素人なので、まずは家の形ですとか、外見だったり、本や雑誌を読んで、こういうのが良いかなと見た目からでしたよね。勝手にイメージだけは先行していましたね。
家族でイメージを膨らましていった感じですか?
そうですね。嫁と話したのがほとんどで、子供たちにはどんな家を建てようか?ぐらいで。
子供たちのリクエストはありましたか?
今までの家は娘3人一部屋でしたから、一人部屋が欲しいというのは言っていました。大きくなるにつれて自分の居場所を求めてきますし、狭いから家族の距離が近いっていうのもあるかもしれないし、部屋が出来ればバラバラになるんじゃないかって不安もあったんですけど、自分たちだけの空間を作ってあげたいって気持ちの方が大きかったですね。
子供たちに部屋を作るっていうのが家づくりの大きな要望でもあったんですね。
あとは、娘が3人なので、将来家を離れるだろうと思って、自分たちの老後を考えながら、間取りも将来を見据えたものにしました。
雑誌とか見ながら、その後は実際建てる会社を選ばないといけないですよね。それは色んな所を見に行かれたんですか?
それが、あんまり見に行ってはないです。
どうしてCMシステムで建てようと思ったんですか?
(奥様) あんまり見には行ってないんですけど、これだっていうのがなかったというか。
(ご主人) 地元の工務店さんとか、知り合いの家を建ててもらったところとかあったんですけど、もちろん良かったんですけど、ピンと来ないところがあって。そんな中、嫁が見ていた雑誌の中にCMシステムの広告があって、僕が知らない間に、嫁がCMシステムの上野さんに連絡をとっていて、「今度ここに行ってみよう」と言われたんです(笑)
(奥様) そこまで勝手には決めませんけど(笑)色んなところを見て回ればいいよって周りの人たちからも言われていたんですけど、自分が興味の湧かないところを見ても…って気持ちがあったので。
奥様はCMシステムの広告のどんなところに魅かれたんですか?
(奥様) エアコンがあまり好きじゃなくて。エアコンで喉が痛くなったり、体がきつくなったりするので、出来るだけエアコンは使いたくないなというのが昔からあって、夏はムッとせずに、冬も足が冷えないような暮らしがしたいなと思っていました。前の家が、結露がすごくて毎回拭くのも大変で、家の外見よりも私は、快適な生活を求めていてCMシステムなら叶えてくれるんじゃないかなと思ったんですね。お金に関しても、料金がアバウト過ぎる会社もあって、ここにはお金をかけたいとか、ここは我慢しようとか考えられる原価公開はいいですよね。最初は雑誌を見ていても広告を目にも留めてなかったんですけど(笑)このまましていても家づくりは始まらないと思ってとりあえず行ってみようと思ったんです。
(ご主人) 実際、雑誌を見て動いたのはCMシステムだけだったんですよ。
(奥様) ホームページも見てみていて、良いものを取り入れたそれだけ金額も高くなるだろうし、うちには無理かもなとも思ったんですけど、話を聞くだけ聞いてみようと決めました。
CMシステムのある国分まで行くっていうのは遠いなと思ったりしなかったんですか?
(奥様) それは思わなかったかな。出水から国分へは通える範囲でした。
初めてCMシステムに行って話を聞いてみてどうでしたか?
(奥様) 資料は事前に頂いていて読んで行ったので、びっくり!って感じではなかったですけど、頭がいっぱいいっぱいになりました。最初はCMシステムの上野さんが一方的に(笑)教えてくださって、一生懸命聞いてました。
一回目を聞いて続けようと思ったんですか?
(奥様) 最初から、1回目だけ聞いて、次からは行かないとか考えていなかったので、とりあえず最後まで勉強会は受けるつもりでした。
だいたい何回くらい勉強会があったんですか?
勉強会だけで5~6回くらいで、それ以外で打ち合わせとかに何回かありました。
(奥様) 結構集中的に行きました。連休も続けて予約を入れてくださって(笑)
勉強会の回数を重ねるごとに知識だったり、家づくりに関する考え方って変わってきましたか?
自分の中で想像できる世界って、形や見た目だけじゃないですか。そうじゃなくて、住環境が大事だよってところが分かってきましたね。断熱性だったり、二重サッシだったり。
住環境の大切さって奥様が求めていたことですよね?
(奥様) そうですね。私は最初から見た目よりも暮らしやすさを求めていたので。今は結露もないのでほんとうに快適です。結露、床の底冷え、夏のムッとした暑さから解放されたいっていうのが家づくりでこだわったところです(笑)
住環境の良さで考えて断熱材にもこだわったんですよね?
(奥様) そうですね。セルロースファイバーを使っています。
セルロースファイバーは次のようなメリットを持ち、省エネ効果と、住む人への快適さをお届け出来る、今注目の断熱材です。
- 【断熱性能】断熱性能の高いセルロースを隙間なく施工しますので、光熱費を大幅に節約します。施工コストを光熱費のランニングコストでカバー出来ます。
- 【防火性能】国土交通大臣認定 省令準耐火1時間を取得しています。
- 【防音性能】密度が高いので遮音性に優れ、また吸音性にも優れるセルロース素材ですので、戸外の騒音、二世帯住宅でのプライバシー保護など優れた防音性能を発揮します。
- 【結露防止】元々木の繊維であるセルロースの特性により、湿気を吸放出する能力が非常に高いです。ホウ酸の添加により防カビ・防虫の効果もあります。
- 【健康素材】改正建築基準法告示のホルムアルデヒド発散建材料には非該当の上、建材試験センターの「有害化学物質放出量試験」でも安全性が証明されています。
- 【エコ建材】省エネルギーと環境の保護に大きく寄与するとして、米国環境保護局のエネルギー・スターの承諾を得ています。
セルロースファイバーのメリットは他にもいろいろとあります。ご興味のある方は、是非「ソーラーハウス21」へお問い合わせ下さい。
平屋は老後のことを考えてですか?
実家が平屋だったので、二階建てに憧れがあったので、本当は二階建てが良かったんですけど、老後のことを考えたり、色んな人に聞いても二階はあんまり使わないよと聞いたりして、それなら平屋にしようかなと。
(奥様) 主人はけっこう二階がいいって言ってたんですよ(笑)
途中までは二階建てのプランで進んでいたんですか?
そうなんですよ!
(奥様) 私はずっと平屋がいいって思っていましたので、でも平屋は金額が高くなるって聞いていたので、悩んでいたんですけど、プランを練っていって。 初めは子供部屋を二階にしようと思っていたんですけど、子供部屋くらいのスペースなら一階にもっていったらどうですか?って主人がCMシステムの上野さんに聞いてくれて、金額を計算してくださって。そんなに高くならないことが分かって平屋のプランに変わったんです。
プランの途中で、いろいろ要望を伝えられる関係っていいですよね。
そうですね。何でも話せる関係になっていましたね。3Dの家の模型図をいただいたので、イメージもつきやすく、自分たちもここをこうしたいって思うようになりました。家の完成形が想像できないと、分からないままで要望も何も湧いてこないですもんね。
無いものを作り上げていくからイメージが出来るって大切ですよね。
建築に携わっている人たちは、すぐ想像できるんでしょうけど、自分たちは、すぐにイメージできないですからね。
(奥様) 立体的に考えられないんですよね。友達から平面図をもらったことがあるんですけど、一生懸命メジャーで図って想像するんですけど、やっぱり難しくて(笑)3Dの模型図はすごく助かりました。
家の中でこだわった部分はどこですか?
(奥様) そこまで、なかったんですけど、キッチンが両方向から行き来できるようにってところぐらいですかね。
キッチンにどちらからでも入れるようにしたいっていうのは最初から考えていたんですか?
(奥様) キッチンを独立させるか、対面にするか迷っていたんですけど、子供たちもすぐキッチンに来るので、一方通行だとぶつかったりしてすごくストレスなので、それが無いようにしたいなと思うようになりました。
すごく生活動線が考えられてますよね。
(奥様) 家自体は広くはないんですけど、生活のやすさで考えるとすごく楽です。
家を建ててみて、ここをもっとこうすれば良かったなってところはありますか?
天窓が一つあるんですが、すごく明るくていいんですよ。だからもう一つ作ればよかったかなと思うんですけど、嫁は明るすぎるし、暑くなるよって言うんですけどね。天窓のところは、最初、電気ついてるんじゃないかなっていうくらい明るくて、電気を消しに行こうとして、天窓の明かりか~ってことが何度もありました。
ここはこうして良かったって部分はありますか?
リビングの窓ですね。最初は2枚の普通の窓にしていたんですけど、広い窓に変えて、外の景色も味わえてすごくいいですね。
(奥様) うちは家族の人数が多いので、靴の数がすごかったんですけど、玄関周りに収納を多くしたので、全部入るのでいいですね。
これから家づくりをする人へのアドバイスはありますか?
住み始めて2か月で、まだ冬しか過ごしていないんですけど、CMシステムで家を建てて、部屋のあたたかさは感じましたね。この間大雪が降った時に、外気温はマイナス何度とかだったのに、部屋の中は暖房も入れずに13度くらいありましたしやっぱり違うなと感じましたね。
(奥様) やっぱり皆さまこだわるところはそれぞれ違うので、自分がこだわっているところにたどり着けるようにもっていくことですかね。
(CMシステム江口) こだわりましたもんね(笑)トイレの入り口も2つあるんですよ。普通1つですよね。
(奥様) そんなにこだわりましたか(笑)確かにトイレにドアは2つあります(笑)キッチンからまっすぐ行けるようにと、子供部屋の隣がトイレなので、子供部屋から直接トイレに行けるようにしたんです。将来、子供たちが自立するようになったら、子供部屋にベッドを置いて、夫婦の寝室にしようかと思っていて、年をとって、もし足が不自由になったりしたら、部屋を一度出てトイレに行くのは大変だろうし、もし部屋から直接行けたらいいと思って。
(CMシステム江口) 24時間換気のシステムを通常、和室の床下に設置するんですけど、今は和室を寝室にするので、音が気にならないか心配ですということなので、別なところに設置しました。
(奥様) 設置されてから、実際音がしないか寝転がってみたんですけど、気にならない程度でした(笑)
(CMシステム江口) 通常和室の下に設置したら、畳が音を吸収してそんなに気にならないんですけど、設置してから音が気になると言われるよりも、事前に不安なことは言ってもらって、対応できるところは出来るだけ私たちも要望に応えられるようにしたいですし、こだわってもらってよかったです。別な所に設置した後にも、音は確認してもらったんです。
(奥様) もし今後、建てる方で、24時間換気の音はどんなものか心配な方はうちに来て確認してください(笑)
主婦ライターkaoriのつぶやき
【今回の格言】
3D模型で何度も
家の完成形をイメージするべし
小さなこだわりも大切に
2016年記念すべき第1回目のお宅訪問は河南様のお宅でした。
「うちなんかで大丈夫ですか??」とおっしゃる奥様。新しい家に引っ越しされて2か月のお忙しい中、取材に笑顔で対応してくださいました。家を建てるときには、子供部屋を作ってあげたいという河南様。
それぞれの部屋のクロスは、子供たちが自分で選んだそうです。子供たちに選んだポイントを聞いてみると… 中3の長女は、シンプルで飽きない白を、でもよく見ると格子柄でおしゃれなもの。中1の次女は、ポップでカラフルなおうち柄。小5の三女は、ピンクのハートがお気に入りだそう。
それぞれ個性があってどれもかわいい♪ 子供部屋のクロスを思い切って子供に選ばせてみるのも楽しいですね。何より、子供たちが自分だけの空間を大切に思ってくれそうです。受験が終わったお姉ちゃんにこっそり聞いたら、やっぱり自分の部屋は好きだし、一人の空間が出来てすごく嬉しいと話してくれました。
お姉ちゃんは、料理が趣味ということで、取材中もキッチンで料理を始めたり、お母さんのこだわったキッチンには自然と子供たちが集まってきていました。
お姉ちゃん手作りのマフィンもとっても美味しかったです♪
(2016年2月取材)